早稲田建築100年の歴史を次の100年に


 ●「早稲田大学建築学科創設100周年記念国際設計競技」募集要項●
■オープンコンペ概要■
コンペタイトル 「SUPER MINI−HOUSE」    
課題 新婚の若い夫婦のための、床面積最大15uの住宅設計
(地球環境負荷の少ない未来型住宅の提案)

この課題は二人が住む未来型住宅の提案で、二人のゲストが宿泊できるというものである。

高さに制限はないが最大延べ床は15uである。15uという数字はJ.G.バラードのSF小説「至福一兆」からヒントを得ている。 小説では人口が二百億に達し、95%の人口が都市に住んでいて、そこでは一人あたりの居住面積は4uに制限されている。
4人であれば合計16uであるが、小説でも一人の面積を3.5uにしようというくだりがあるので15uと設定した。 インドのタタ・モータースが20万円で4人乗りの超小型車を売り出したことに刺激・ヒントを受けたものである。

日本の伝統的室礼や空間の有効利用、時間差を用いた重合利用なども考慮して欲しい。
コルビュジェのカップマルタン、黒川紀章のカプセルマンション、モンゴルのゲル、宇宙ステーションなど極小空間における最大有効利用空間は枚挙に暇がない。
そこに、光・風を取り入れれば本当に地球に負担をかけない環境住宅が可能になるという思いも込めて頂きたい。
敷地はどこでもよい。最優秀作品は実際に建てる予定です。(課題作成・古市徹雄)
審査員 審査委員長
・トム・ヘネガン(建築家・東京芸術大学教授)

審査委員
・隈 研吾(建築家・東京大学教授)
・塚本由晴(建築家・東京工業大学准教授)
・石山修武(建築家・早稲田大学教授)
・入江正之(建築家・早稲田大学教授)
・古谷誠章(建築家・早稲田大学教授)
・新谷眞人(構造家・早稲田大学特任教授)
・口洋人(早稲田大学准教授)
・古市徹雄(建築家・千葉工業大学教授)
・C.J.Lim (ロンドン大学バートレット校教授)
参加資格 早大学生・卒業生(OB・OG)の他、広く国内外諸大学の学生及び一般の方
最優秀賞 1点 賞金20万円(税込)及び賞状
優秀賞   3点 賞金各10万円(税込)及び賞状
佳作    5点 賞状
主催 稲門建築会
共催 早稲田大学創造理工学部建築学科
後援 (社)日本建築学会、(社)日本建築家協会、褐嚼ン通信新聞社、
日刊建設工業新聞社
協賛 総合資格学院/椛麹資格
応募締切 2010年10月20日(水)
日本国内からの郵送は当日消印有効、日本国外からの郵送は当日必着
公開審査 2010年11月6日(土)13:00〜17:00 
 於:早稲田大学理工学部大久保キャンパス56号館
■提出物及び提出先■
提出図面 平面図・立面図・断面図(縮尺自由)、透視図もしくは模型写真。
その他設計意図を表現する図あるいは説明文などを加えることも自由ですが、 説明文は400字以内とします。
用紙 A2版(59.4×42cm)程度のケント紙またはそれに類する厚紙1枚に図面及び説明文を収めてください。
表現方法は自由ですが、パネル化はしないでください。
データ 上記用紙に表現した作品をPDFデータとしてCDRで提出してください。
提出方法 応募作品裏面及びCDRのケースに自宅住所、郵便番号、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、e-mailアドレス、勤務先あるいは学校の名称、所在地、電話番号を明記した紙を貼付の上郵送してください。
合作の場合も同様ですが、代表者がわかるように明記してください。
提出は郵送以外受け付けません。日本国内からの郵送は当日消印有効、日本国外からの郵送は当日必着とします。
郵送先 早稲田大学稲門建築会事務局宛
〒169-8555東京都新宿区大久保3-4-1
早稲田大学理工学学術院55号館S棟2階
その他 ・応募作品は未発表のものに限ります。
・応募登録の必要はありません。
・応募要項に関する質問は受け付けません。規定外の問題は応募者の自由とします。
・応募作品は返却いたしません。
・本設計競技の応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、応募作品の雑誌掲載など発表に関わる権利は主催者が保有します。
・応募作品の一部あるいは全部が、他者の著作権を侵害するものであってはなりません。
・本設計競技において取得した個人情報は、主催者、共催者、後援者が共有しますが、本設計協議に関連する運営以外には使用いたしません。また第三者に譲渡はいたしません。