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2025.01.09 UP

毎年学部3年生の有志で活動する「建築展」が55号館アトリウムにて1/23(木)〜2/8(土)に展示会を行います。

1957年から続く活動の歴史を概観して「建築を展示すること」という切り口で展示する回顧展です。
建築展で活動されたOB・OGの方はぜひご来場ください。

また、併催イベントとして宮本教授による講演会を1/24(金)に、建築展のOBである座二郎(高橋 庸文 苗1998)、斉藤信吾(苗2009)、佐藤敬(苗2010)によるシンポジウムを2/1(土)に開催します。

さらに、外部から漫画『映像研には手を出すな!』の作者・大童澄瞳氏をお招きしての特別講演会を2/6(木)に開催します。
いずれも入場無料です。
皆様のご参加をお待ちしております。

建築展代表
浜名秀聡(学部3年)
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【建築展の建築展】
■開催概要
□日時:2025年1月23日(木)〜2月8日(土)※日曜休校 10〜17時
□場所:西早稲田キャンパス 55号館1階アトリウム
□入場無料

□模型、図面、ドローイング。ここには無い建築をいかに表現するか。
1/1から1/nへ、建築の展示と表現について考える。
SDレビュー、寺田倉庫、Gallery間、ヴェネチアビエンナーレなど、建築を展示する展示会は世界各地で行われている。
こうした建築展は、展示対象そのものを展示しないという点で特徴的なものである。
例えば美術展では巨大な現代アートや絵画が、博物展では本物の標本や遺跡がそれぞれ実際に展示される。
しかし建築展では建築そのものを展示することはできない。ゆえに模型やドローイング、モックアップなど様々な媒体を通して建築の展示が試みられてきた。

本展示会ではこうした建築展のあり方を、早稲田建築の伝統的な学生有志団体「建築展」の活動から紐解いていこうとするものである。
「建築展」は長い歴史の中で、様々なプロジェクトを通して建築を展示しようとしてきた。
こうした「建築展」の歴史とその展示を一覧し、未来の「建築展」のあり方と建築展のあり方を考えようと思う。

グラフィックデザイン:倉品美沙(苗2022)
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■併催イベント
■講演会「1/1から1/nの建築 建築を展示すること」
□登壇者:宮本佳明
□日時:2025年1月24日(金) 17:15〜18:30
□場所:西早稲田キャンパス 55号館1階第1会議室
□入場無料
□1996年「第6回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館代表」で金獅子賞を受賞。
その後もKIRIN PLAZA OSAKAでの個展(2005年)や「あいちトリエンナーレ2013」への出展を行い、昨年、宝塚市立文化芸術センターにて開催された個展「入るかな? はみ出ちゃった。〜宮本佳明 建築団地」では1/1で建築を展示する試みを行うなど、様々な場で建築の展示を模索されてきた宮本先生による「建築を展示すること」についての講演会です。

■シンポジウム「建築展の建築家 在野での学びと今」
□登壇者:座二郎(1996) 佐藤敬(2008) 斉藤信吾(2008)※建築展活動年
□日時:2月1日(土) 14:00〜16:00
□場所:西早稲田キャンパス 55号館1階イノベーションラボ
□入場無料
□1957年から建築学科の伝統的な有志団体として活動を続けてきた「建築展」。
学生時代にこの場で活動し、現在は建築家として活躍する3人が再び集結します。
それぞれの現在の活動を紹介するとともに、当時の「建築展」での活動を振ります。
学校教育とは異なる軸で学生が活動していく「在野での学び」の意義や、それを通して得られたものなどを話し合います。

■講演会「フィクションと現実の建築のあれこれ」
□登壇者:漫画家・大童澄瞳
□日時:2月6日(木) 14:00~16:00
□場所:57号館201号室
□入場無料
□漫画「映像研には手を出すな!」の作者・大童澄瞳さんをお迎えします。
同作の舞台は複雑に入り組んだ学校建築であり、魅力的な空間が多く描かれます。
漫画家がフィクションの中で世界観を作り上げる行為は建築家が行う設計行為とどこか似ているのではないでしょうか。
建築とは異なる視点から「まだ見ぬ世界を表現する方法」について学生とのディスカッションを交えて講演を行います。




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