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2021.11.22 UP

わたしと建築 ストックホルム市庁舎(1923)
=物語を織り込んだ建築と現代への問いかけ=

        Banana Books 定価2200円

建築家・都市プランナーの森 義純氏が著書を出版されました。
2013年春に執筆依頼を受け同年9月に原稿アップしましたが出版業界不況で長く棚上げになっていましたが10月に出版されました。
ストックホルム市庁舎の大きな特徴は建物のいたる所に様々な物語が挿入されている事である。建物が建設された場所に関すること、建設されるまでの歴史・過程そして建築に関わった人々の思いから、次なる時代・未来への思いまでがちりばめられている。(中略)
しかし、近年の現代建築からはそうした考えや方法は消失し、計画の初期的コンセプトのみを主張して終わる傾向が強い。これはある面、シンプルではあるが無味乾燥にて味気なく、深みの無い建築が席捲しているとも言える。殺伐とした今日、もう一度エストペリ的手法・展開の原点に立って建築を考えてみることも必要であると思っている。
ストックホルム市庁舎へは1975年25歳の時、故池原義郎早稲田大学教授の案内にて初めて訪れた思い出深い都市であり建築です。
森 義純氏文より抜粋




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