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書籍の出版

2016.09.20up

古代の謎を解く『縄文の言葉』 
    -地名山名が描く日本の原風景-

建築とは全く関係ない書籍を出版しました。
ご一読いただければありがたく思います。                                   大木 紀通(苗S42)

まえがき
数千年の時空を越えて、彼らからメッセージが届きました。メッセージは当時を描写した自然の風景、日々の生活、神への畏敬の気持ちなどを伝え、そこから彼らの鋭い観察眼、豊かでおおらかな発想、巧みな表現力を感じ取れます。古代史の謎とされる1~4世紀頃の日本の姿も垣間見ることができます。メッセージは地名山名に託され、日本の未知を語ってくれます。まさに言葉のタイムカプセルです。彼らとは縄文の時代を活きた人たちです。    (以下略)

目次
1章  はじめに 
2章  尾瀬ヶ原に縄文の声がこだまする 
3章  「毛野」は如何にして建国されたか 
4章  甘楽の里(群馬県)にあった縄文大集落の食を支えた鮭
5章  甘楽の里のシンボル「天空の翼」 
6章  「軽井沢」とは「神がいるところ」  
7章  富士山の神はなぜ「あさま」か? なぜ「木花開耶姫」と同一神か?  
8章  横浜にもある「浅間」と「軽井沢」 
9章  「浅間山の神」が頭を出す   
10章  「鳥居峠」は縄文往還道の交差点   
11章  日本武尊が「あづまはや」と嘆いた本当の理由 
12章  奥鬼怒にある「オソロシの滝」の正体  
13章  「金比羅」「日高」「日高見」は兄弟  
14章  安曇野・穂高・涸沢に潜む縄文の未知  
15章  「さわ〈沢〉」は縄文の方言、その意味は?  
16章  地形も地名も縄文に遡る「上高地」 
17章  安曇野・上高地に残る縄文地名を散策
18章  現在に受継がれている縄文の神  
19章  国宝の土偶「仮面の女神」と諏訪大社「御柱祭」は同根
20章  使われた縄文の言葉の特徴と表現対象を分類    

A5判並製 340頁
定価:本体2500円+税
発行:花伝社
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