≪稲門建築ライブラリーについて≫
稲門建築ライブラリーは、稲門建築会30周年事業として1981年に始まり、早稲田を卒業した著名な建築家の作品について図面を中心とした資料を収集し、A2版の大きさにまとめ、整備したものです。
個々の稲門建築ライブラリーを核にして、資料提供や整備に協力して頂いた方を囲んで懇談会も開催します。会員相互の交流機会となりタテの繋がりを深め、建築をより深く理解していくための手段になることを期待しています。
≪発足当時の記事≫ 早稲田建築ニュースNO.12(1983.DEC.)より抜粋
稲門建築会30周年事業として発足しました「図面ライブラリー」が、準備段階も漸く終わり、具体的作業に入っています。当初対象を設計図面だけに絞って考えていましたが、範囲を拡げる余地を残す意味もあり、名称を「稲門建築ライブラリー」と致しました。
集められた資料は、永く稲門建築会に保存され、会員ならびに学生諸君に、建築界に残した稲門建築会会員の足跡を身近に触れてもらうことを目的としています。このために、資料は学生諸君の一番身近な場所に設置され、会員と交流も生まれるような機会を設け(資料提供者を囲む会など)、タテの繋がりを深めると共に、建築をより深く理解していくための手段になればと念じています。