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モダニズム建築と江津市庁舎とを考える

2016.10.11up

公共建築の日及び公共建築月間 中国地方イベント
「モダニズム建築と江津市庁舎とを考える」シンポジウム
1.主 旨
1962年に竣工した江津市庁舎は、ピロティを市民広場とするなど、市民本位の新しい時代の市庁舎のあり方を提案した建築である。
設計は吉阪隆正、構造設計は建築構造設計の蛭田捨太郎、海側の棟は土木の神山一が監修して設計した。当時としては最新の技術で江津市と建築家と施工者が一つになって実現した。
1960年代、地方においては依然として戦後の復興期でもあった建設時の時代を背景としながら、設計者の吉阪隆正は江津市庁舎に何を現そうとしたのか。市民は何を求めようとしたのか。建設から半世紀を経た現代における江津市庁舎の歴史的役割や存在意義を改めて見なおしながら、江津市庁舎の今後の在り方と日本におけるモダニズム建築を考えるシンポジウムとして開催する。

2.開催日:平成28年11月18日(金)13:30~17:00
3.場 所:江津ひと・まちプラザ 多目的ホール
4.内 容:
-18日(金)-
13:30~17:00:シンポジウム(定員250名)
 ・ 13:30 開会
 ・ 13:35~14:45 基調講演 -地域が育むモダニズム建築-
  松隈洋 氏 京都工芸繊維大学教授

モダニズム建築が地方において地域資源として残り、愛され、育まれている状況を「前川國男と弘前」、「村野藤吾と宇部」、「谷口吉郎・吉生と金沢」、「丹下健三と高松」など、全国各地の状況動きを交えながら、2015年度DOCOMOMOに選定された「江津市庁舎」の社会的の位置づけや今後の在り方などについてお話しいただきます。

  ・14:45~15:15 江津市庁舎の紹介
  ・15:30~17:00 パネルディスカッション
□ パネラー
  内藤 廣 氏(建築家・東京大学名誉教授)
  丸田 誠 氏(島根大学大学院教授)
  松隈 洋 氏(京都工芸繊維大学教授)
  尾川隆康 氏(島根県建築士会江津支部理事)
□ コーディネーター 齊藤祐子氏(早稲田大学芸術学校講師、元U研究室)
  ・17:00 閉会
  ・18:00~20:00: 意見交換会(定員80名)・・・同会場にて(会費5000円)  
※同会場ギャラリーにて江津市庁舎計画設計資料を展示

-19日-(土)
 ・9:30~11:30 :江津市庁舎及び江津本町見学会(定員40名)

・ 主催者:江津市・「公共建築の日」及び「公共建築月間」中国地方実行委員会
・ 共催:島根県
・後援者:日本建築学会中国支部・日本建築家協会中国支部・島根県建築士会・島根県建築士事務所協会・江津市建設業協会・石州瓦工業組合
  
7、問い合わせ先 (有)七月工房 TEL  03-5309-2374
〒164-0012 東京都中野区本町2-36-10-101
  アルキテキト事務局  HP http:// aasite.web9.jp

8、申し込み 
以下の必要事項を記入の上、10月28日(金)までにファクシミリ、E-mailにてお申し込みください。定員になり次第締切といたします。

申込先 アルキテクト事務局 
FAX 03-3371-2433
E-mail a-site@nifty.com

シンポジウム:  参加
意見交換会:   参加
見学会:     参加

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