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もしも九州で五輪を開くなら/田中智之苗H6

2020.02.03up

九州支部の新年会の折の話題の一つをご紹介します。
        九州支部長 金岡伸幸(苗S37)

●「もしも九州で五輪を開くなら... 田中智之・熊本大教授が描くイメージ」
(西日本新聞2020年1月1日より)
田中智之(苗 H6・院 H8・博 H11/熊本大学・TASS 建築研究所)

もし未来、九州で五輪が開催されるとしたら、どんな大会になるだろう。建築や都市の構造を透視する独自の描画法で知られる熊本大の田中智之教授(48)=建築学=に、想像を膨らませて表現してもらった。細密な描き込みが魅力の作品を、目を凝らして味わってほしい 。
田中教授は「九州全体の地形や施設を生かした」と話す。例えば宮崎の海岸でサーフィン、熊本の球磨川でカヌー競技を想定。九州が海に囲まれた島であることを踏まえ、メインスタジアムを有明海に浮かべ、選手村やホテルは客船も活用する。「既存のスポーツ施設も、交通ネットワークも整っている」と田中教授。 案外、夢のまた夢ではないのかもしれない。

たなか・ともゆき 1971年、埼玉県生まれ。早稲田大助手、熊本大助教授などを経て、2018年
より現職。著書は建築のドローイングとその解説を収めた「建築の森・熊本を歩く」など。