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建築家河田新一郎個展のご案内

2020.02.12up

第4回  建築家河田新一郎個展のテーマ


建築設計の仕事の傍ら絵を趣味とした生活が四半世紀以上経過した。絵を最初に描き始めたのは鉛筆画による絵手紙で、旅行をした時のスケッチ等を手紙に添える作業であった。

モノトーンの鉛筆画も気に入っていたがそのうち鉛筆画にも着色する彩色鉛筆画(彩色画)を加えることになった。彩色画は鉛筆で描いた作品の上に水彩を施すことで仕上げるが、鉛筆の線が生きることでその絵の精緻が増し着色により更に絵に豊かさと充実感を与えると思っている。この手法で様々な風景を表現し研鑽を積んだ結果、絵を見る方々の評価もあり絵に手応えを感じている。

この個展は過去の3回の個展の延長線上にあり今まで住み慣れた東京の風景の鉛筆画と彩色画含めて32点の作品、それに加えて7年前に妻の古稀の記念に旅行した山陽・山陰の彩色画と10年程以前から研究を続けている海上での理想郷としてのマリンシティのイメージ画等を加えた50点の作品から成っている。

今回のテーマは首都東京そして地方都市の良好な光景を描くこと、そして一方それらの光景を生かした自分なりの新しい都市の構築を陸地には出来ない海洋に展開し理想的な夢の海上都市の提案を絵にすることにあります。

ご高覧下さりご意見を伺えることを楽しみにしております。


                 令和2年1月25日  河田新一郎(苗S38)