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出版案内「ハインリッヒ・チレが描いた労働者階級のベルリン近代史ーヒトラー出現まで」

2020.09.08up

田中辰明氏(苗S38)が「ハインリッヒ・チレが描いた労働者階級のベルリン近代史―ヒトラー出現まで」(電子書籍:アマゾン)を
出版されました。

ヒトラー政権を逃れて来日した建築家ブルーノ・タウトは、1920年代にベルリンに勤労者の為に健康な集合住宅を12000戸建設し、4つのジードルングが世界文化遺産に登録されました。
本書では、タウトが集合住宅を建設する以前の、ベルリンの労働者家族の住宅と生活が描かれています。
この時代はバウハウスの歴史とも一致します。
第一次世界大戦以前から、戦争中、戦後のヴァイマール共和国時代のベルリンの歴史です。
ホープレヒトがベルリンの都市計画を行っていましたが、そこに組み込まれた集合住宅に住む労働者の生活を描いています。

以下はAmazonによる本書の解説です。
ハインリッヒ・チレ(1858~1929)はドレスデン近郊に生まれた。父親の事業の失敗により、9歳でベルリンに移住した。
当時工業化が始まったベルリンには職を求めて地方から労働者が集まった。彼らは日当たりの悪い、風通しも少なく、湿気た集合住宅に住んでいた。しかもどの家庭も子沢山であった。チレの家族もこのような労働者集合住宅に住んだ。チレは苦学をし、銅版画やスケッチを勉強した。チレはドイツ帝国時代、第一次世界大戦時代、その後のヴァイマール共和国時代のベルリン労働者の生活を沢山スケッチした。ある時は当時の政権に批判的に、しかし労働者に寄り添った絵を描いた。特に子供たちに愛情を注ぎ、ユーモアとペイソスのある絵を残した。本書はチレの絵に解説を付けたものである。

田中辰明先生は昭和38年に建築学科を卒業し昭和40年に井上研究室を修了後大林組技術研究所に勤務。
1971-73年DAAD(ドイツ学術交流奉仕会)奨学生としてベルリン工科大学ヘルマン・リーチェル研究所客員研究員。
1979年に早大工学博士。1993年ー2006年お茶の水女子大学生活科学学部教授 2006年ドイツ技術者協会(VDI)より
ヘルマン・リーチェル栄誉メダルを授与される。お茶の水女子大学名誉教授
現在も講演等で活躍する一方 Livedoor Blog 田中辰明日記で社会に発信されてます。

本書は電子書籍ですので、Amazon Kindle等で、パソコンやタブレット、スマートホンからもご覧いただけます。

Kindle版 定価 1000円(税込)

田中先生のブログ Livedoor Blog「田中辰明日記」より