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戦後京都の「色」はアメリカにあった! カラー写真が描く<オキュパイド・ジャパン>とその後―京都文化博物館

2021.08.20up

戦後京都の「色」はアメリカにあった!
カラー写真が描く<オキュパイド・ジャパン>とその後

日時 2021年7月24日(土)-2021年9月20日(月・祝)
休館日 :月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
開室時間 :10:00-19:30(入場は閉室の30分前まで)
場所 京都文化博物館 2階展示室

概要 京都の占領期、1945年から52年の京都の姿をカラーで残した貴重な写真があります。とても発色が良く、多少の劣化は見られるものの、それらの古色がまた写真の魅力を高めてさえいるようです。
これまでに知られてきた終戦直後のモノクロ写真の京都とは異なり、豊かな色彩が残された写真は、当時の記憶を鮮やかによみがえらせたり、あるいは、新たな印象や意外な発見をもたらしてくれます。

今回、紹介する昭和20年代のカラー写真は、進駐軍をはじめとするアメリカ人が、コダクロームなどのカラースライドフィルム(リバーサルフィルム)で撮影したものです。その後、これらの写真は撮影者によって持ち帰られ、その多くはアメリカに残されていました。話題のAI(機械学習)によって生成されたカラーではなく、戦後京都の「色」はまさにアメリカにあったのです。

主  催 :京都府、京都文化博物館
企  画 :京都 〈カラー写真 〉 研究会
後  援 :京都新聞
協  力 :立命館大学アート・リサーチセンター、立命館大学歴史都市防災研究所
助  成 :芸術文化振興基金、 JSPS科研費 JP21H00557 (代表:京都大学 貴志俊彦)、JSPS科研費 JP18K11999 (代表:早稲田大学 佐藤洋一)

佐藤洋一(苗02)本橋仁(苗H21)