ヴェネチアビエンナーレ第17回国際建築展でロシア館 ”Open” が「特別表彰」を受賞

8月30日にヴェネチアで開催された授賞式において、佐藤敬(苗H22・院24)とAleksandra Kovalevaが共同主宰する日露ユニットKASAが建築家として参加したロシア館 ”Open”が「特別表彰」を受賞しました。

妹島和世氏（日本）、Sandra Barclay氏（ペルー）、Lamia Joreige氏（レバノン）、Lesley Lokko氏（ガーナ・スコットランド）、Luca Molinari氏（イタリア）からなる国際審査委員会は「ジャルディーニの歴史的なパヴィリオンを周辺環境と未来に向けて開いた繊細かつ丁寧な建築的改修」と評しました。

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ロシア館は”Open”によって、物理領域とデジタル領域の両方で、建築的構造と制度的構造の再構築に着手しました。KASAによる自館の建築的改修、ビデオゲームやデジタル環境の社会的役割に関する研究、エッセイシリーズ「Voices - Towards Other Institutions」の出版などを特徴とし、第17回ビエンナーレ建築展のキュレーターHashim Sarkis氏が投げかけた問い”How Will We Live Together ? "に対する答えを探求しています。

2021年のロシア館は、V-A-C財団のディレクターであるTeresa Iarocci Mavicaが委託し、 Ippolito Pestellini Laparelliがキュレーターチーム - Erica Petrillo、Giacomo Ardesi、Vladimir Nadein、Liza Dorrer、Dasha Nasonovaと共同でキュレーションを行い、Smart ArtのAnastasia Karneevaが運営を担当しています。

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問い合わせ先：
KASA / KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS
https://www.kovalevasato.com/
佐藤　敬（苗H22・院H24）