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3/22~6/10「村野藤吾と長谷川堯」「建築家鬼頭梓の切り拓いた戦後図書館の地平」

2023.04.04up

《展覧会のご案内》
森義純氏(苗1970)より下記展覧会のご案内をいただきました。

【村野藤吾と長谷川堯-その交友と対話の軌跡】
【建築家鬼頭梓の切り拓いた戦後図書館の地平】
会  期 2023年3月22日(水)~6月10日(土)
開催時間 10:00~17:00
休館日  日曜・祝日
会  場 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
      京都市営地下鉄 烏丸線「松ヶ﨑」駅下車、1番出口より徒歩8分
入館料  一般200円 高校生以下無料

【村野藤吾と長谷川堯-その交友と対話の軌跡】
長谷川堯(1937-2019年)は、村野藤吾と出会い親交を深め、村野の歴史的評価を決定づける多くの活動を続けた建築評論家である。本展では、二人の交友と対話の軌跡を追いながら、長谷川の眼差しと言葉を手掛かりに村野の建築を振り返り、建築評論家・長谷川堯の成し遂げた仕事を通して、建築を社会が共有するためには何か、を考える機会にしたい。

【建築家鬼頭梓の切り拓いた戦後図書館の地平】
建築家・鬼頭梓(1926-2008年)は、1964年の独立後、全国各地に30を超える図書館を手がけた。同時に、図書館の書架や家具もデザインし、民主主義時代に相応しい開架式の閲覧室を持つ戦後図書館建築のパイオニアとして、大きな足跡を残した。
 本展覧会では、「生活の根拠地」としての戦後図書館の地平を切り拓いた彼の仕事と建築思想を、設計原図、撮りおろしの現況写真、模型などを通して紹介する。市民のだれもが等しく利用できる公共空間であり、民主主義の根底を支えるという図書館の原点を見つめなおすきっかけとなれば幸いである。