「戦後空間史」/戦後空間研究会
2023.04.11up
中谷礼仁氏(苗1987)より出版物の紹介です。
「戦後空間史」 都市・建築・人間
戦後空間研究会編
青井哲人/市川紘司/内田祥士/中島直人/中谷礼仁/日埜直彦/松田法子
筑摩書房
定価1980円
【目次】
戦後空間の名のもとで 中谷礼仁
第一章 民衆・伝統・運動体 青井哲人
第二章 技術政策産業化 内田祥士
第三章 革新・市民・広場 中島直人
第四章 バブル・震災・オウム真理教 中谷礼仁
第五章 賠償・援助・振興 市川紘司
第六章 都心・農地・経済 日埜直彦・松田法子
終章 引き裂かれる戦後空間 青井哲人
冷戦、高度経済成長、持家社会、革新自治体、バブル経済、アジア戦後賠償、農地の宅地化、東日本大震災・・・終戦から二一世紀の現在まで、戦後の日本の都市・近郊空間はさまざまな出来事を経験し、大きく変容してきた。本書では、その後の戦後のあゆみや建築や都市の研究者が、社会や世界情勢、歴史的事件を含めて多角的に検討する。変質しながらも生き続ける戦後を思考する画期的試み。(裏表紙の紹介文より)