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第33回村野藤吾賞発表

2020.05.19up

第33回村野藤吾賞を発表しました
村野藤吾記念会事務局長 大森晃彦(苗S53)

 第33回村野藤吾賞の選考は2020年2月18日(火)、加茂紀和子、佐野吉彦、中川武、平田晃久の各氏と本会代表の古谷誠章による5名の選考委員により厳正に行なわれ、 3月24日(火)に開催された村野藤吾記念会委員会において、第33回村野藤吾賞を下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。

受賞者|谷口 吉生(たにぐち・よしお)
受賞作品|鈴木大拙館
選考委員|古谷誠章、加茂紀和子、佐野吉彦、中川武、平田晃久

 受賞決定から発表が大幅に遅れましたのは、受賞発表と共にご案内申し上げておりました授賞式および受賞記念パーティーの開催の日程が決定できなかったためでした。
 例年、村野藤吾の生誕記念日の5月15日に授賞式を挙行してまいりましたが、本年は新型コロナウイルス感染拡大のため延期を余儀なくされました。 授賞式は今秋の開催を目指していますが、いまだ開催を確定できないため、受賞発表のみを先行し、授賞式および受賞記念パーティーは改めてご案内いたします。

詳細は村野藤吾記念会ホームページをご覧ください。

村野藤吾賞は、日本現代建築に多大な功績を残した建築家・村野藤吾を記念し、
建築界に感銘を与えた建築作品を設計した建築家を毎年ひとり選んで与える賞です。
受賞者に正賞として贈られる村野藤吾の肖像を刻んだ銀製のメダル(上)は、
村野藤吾と同じく芸術院会員で文化勲章を受章した彫刻家、
圓鍔勝三(えんつば・かつぞう、1905 - 2003)によるもので、
第1回より変わらず、受賞者の栄誉を称えています。