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11/11(火)土浦亀城邸・ポーラ青山ビルディング 見学会

2025.10.17up

稲門建築会では、戦前日本のモダニズム住宅の傑作である 「土浦亀城邸」とその移築を実現した「ポーラ青山ビルディング」の見学会を実施します。
「土浦亀城邸」の見学は月2回ほど行われていますが、なかなか当たることが難しく見学が困難となっています。
このため、稲門建築会としてお願いし特別に見学会を実施することが可能となりました。
またこの移築に尽力された安田幸一先生(東工大名誉教授)にご説明いただきます。
30名限定となりますが是非この数少ないチャンスを逃さないようご参加ください。


開催日時:11月11日(火)

Aグループ
15:00~16:00(60分)土浦邸見学(安田先生レクチャー)
16:00~16:20(20分)ポーラ青山ビルディング見学

Bグループ
16:10~17:10(60分)土浦邸見学(安田先生レクチャー)
17:10~17:30(20分)ポーラ青山ビルディング見学

集合場所:ポーラ青山ビルディングエントランス前(外)
住所:東京都港区南青山2-5-17 青山一丁目駅徒歩2分

参加費:6,000円
ご参加には稲門建築会会費納入が必須です。

申し込み
「Aグループ」「Bグループ」「どちらでもよい」を明記の上、
稲門建築会へメールでお申込みください。
wap@toumon.arch.waseda.ac.jp

戦前日本のモダニズム住宅の傑作 - 土浦亀城邸

建築家・土浦亀城・信子夫妻の自邸として1935年に建てられた、昭和初期の住宅建築を代表するインターナショナルスタイルの都市型小住宅です。
1995年に東京都指定有形文化財に、1999年に近代建築の保存活動を行う世界的な組織であるDOCOMOMO JAPANによる最初の20選に選ばれました。

白い箱型の外観に加え、リビングの吹き抜けとスキップフロアによる立体的な空間構成、天井パネルヒーティングを用いた実験的な暖房設備、機能的なシステムキッチンや水洗トイレ等、現代に繋がる住宅の特徴を有しています。
畳敷きが中心で台所にはかまどを備えていたような昭和初期の一般的な住宅と比して先駆的な土浦邸は、健康的に楽しく暮らせる理想的な住まいの機能を既に備え、土浦が未来の日本に向けて表現した住宅の理想形であり、建築家の夢が感じられます。

https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/tsuchiura/

ポーラ青山ビルディング
デザイン監修安⽥アトリエ
設計・ 監理 久⽶設計