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No.136≪2015.03.09≫

2015.06.24up

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中庭の梅が満開となり、春の訪れを告げています。
大隈講堂での卒計、修論、修計発表も無事終了し、いよいよ年度末となりました。
新年度にむけて今月も充実した日々をお過ごしください。

広報学生委員 古川 茉弥 (入江研究室 修士1年)

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≪会費等の納入のお願い≫
2014年度最後の年会費納入のお願いです。
  あなたの2014年度年会費納入状況は⇒【  】です。
未納の方は文末の払込方法に従ってご納入をお願いいたします。

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コンテンツ+++++++++++++++++++++++++++++++
01≪最終講義のお知らせ≫
 ■3/21 中川武教授 最終講義・記念シンポジウム『世界建築史をめぐって』
 ■-RYOJI SUZUKI LIVE AT THE BANKART- 鈴木了二展“My Favorite Things”開催のお知らせ
02≪会員からのお知らせ≫
 ■書籍『菊竹学校』の紹介
03≪早稲田建築合同クラス会2015開催のお知らせ≫
04≪早稲田建築関連の展覧会のお知らせ≫
 ■「アトリエハル建築展 ひらく建築」
05≪ギャラリー情報≫ 
 ■江戸東京たてもの園「ジブリ立体建造物展」(~3/15まで延長)
 ■ TOTOギャラリー・間「TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三がみた丹下健三」(~3/28)
 ■アツコバルー「乱建築」(~3/29)
 ■LIXILギャラリー「クリエイションの未来展」(~5/23)
06≪こちら事務局≫

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01≪最終講義のお知らせ≫
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■3/21 中川武教授 最終講義・記念シンポジウム『世界建築史をめぐって』

――建築は世界を語り、夢にまでいたる――
《世界建築史をめぐって》と題して、早稲田大学・中川武教授の最終講義・記念シンポジウムを行います。
師の幅広く緻密な開拓によって、日本、エジプト、アジアとたくさんの研究領域・成果が生まれ、
育ちました。当日は建築を発見的に作り、語りつづけた先達、原広司・建築家・東京大学名誉教授をお招きし、
関連講演をいただきます。
その後のシンポジウムでは、哲学者・柄谷行人先生をお迎えします。
世界建築史を展開させ、建築の魅力と可能性を、次世代に伝えたいと思います。

□最終講義・記念シンポジウム概要
 名 称:中川武教授最終講義・記念シンポジウム『世界建築史をめぐって』
 日 程:2015年3月21日(土)13:00~17:40(開場12:30)
 参加費:無料
 定 員:約1,000名(申込不要/先着順)
 会 場:早稲田大学大隈記念講堂 大講堂
 アクセス:http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
     東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩約5分
     JR山手線高田馬場駅より徒歩約20分
 主な内容:
  ≪第1部≫
   13:00-13:30 世界建築史イントロダクション
   13:30-13:35 開催主旨(早稲田大学教授・中谷礼仁)
   13:35-14:35 記念講演「世界集落の発見」(東京大学名誉教授・原広司)
   14:35-16:05 最終講義「夢の世界建築史」(早稲田大学教授・中川武)
  ≪第2部≫
   16:20-17:40 シンポジウム「世界建築史をめぐって」(哲学者・柄谷行人、原広司、
中川武)
 詳 細:http://www.lah-waseda.jp/sp/nakagawa-symposium/

□問合先
中川武教授最終講義実行委員会事務局(早稲田大学建築史研究室)
   〒169-8555 東京都新宿区大久保3丁目4-1
   西早稲田キャンパス 55号館N棟8階10号室
   TEL: ************ FAX: ************
   E-Mail: ************ WEB: http://www.lah-waseda.jp


■-RYOJI SUZUKI LIVE AT THE BANKART- 鈴木了二展“My Favorite Things”開催のお知らせ

〈物質試行〉シリーズを一貫した表現テーマに掲げ、70年代より現在まで約40数年に及び
国内外で精力的に活動を続けてきた建築家・鈴木了二氏の早稲田大学教授退任を記念した
大規模な作品展示会と講演会を横浜BankART GALLERYで開催します。

氏は西欧主導型の一義的な“空間”概念への批判として、これまでの歴史や権力が排除してきた
“空洞”や“隙間”に注目し、そこに新たな解釈を加えた物性の高い造型を介入させることで、
極めて多様な強度をもった独自の表現世界を開示してきました。

今回は初期の代表作「麻布EDGE」から建築学会賞受賞作品「佐木島プロジェクト」
さらに歴史との衝突を表わした芸術院賞受賞作品「金刀比羅プロジェクト」や「DUB HOUSE」
そして最近作の「BRIDGE」などまでの実作に加えて、話題作となった「日仏文化会館計画」や
「フィガロ計画」などアンビルドの作品も含めて、精密な模型と迫力あるドローイングや写真を
中心にして幅広く展示します。

また、展示期間中の夕刻から5日間に及ぶ氏の連続レクチャーも催され、建築を中心にして映画、
歴史、アート、音楽へと自由に射程を広げたユニークな論がライブ感覚で展開されます。

歴史と現代が交錯する都市横浜の港に面したBankART GALLERYの、巨大なコンクリート打ち放しの
空洞をステージにした、刺激あふれる展示イベントをどうぞ御堪能ください。

早稲田大学教授 芸術学校校長 赤坂喜顕

・会期
2015年3月10日(火)~ 16日(月)11:00~19:00(最終日は13:00まで)
入場無料/会期中無休

・会場
BankART1929(BankART Studio NYK 3C Gallery)
〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通3丁目9

・主催
早稲田大学芸術学校

・協力
鈴木了二建築計画事務所

・協賛
稲芽会、株式会社日建設計、株式会社石本建築事務所、大同工業株式会社

・レクチャーイベント
“My Favorite Things”
3月10日(火)~ 14日(土)連日18:30~20:30
※レクチャーの受付は18時より開始
※内容の詳細は決まり次第、芸術学校ホームページにて公開します。

・ギャラリートーク 鈴木了二×赤坂喜顕(建築家・早稲田大学芸術学校校長)
3月15日(日)18:30~19:30

・パーティ
3月15日(日)19:30~20:30

・作家紹介
鈴木了二
建築家。1944年生まれ。早稲田大学大学院修了。70年にfromnowを設立。
83年、鈴木了二建築計画事務所に改称。
73年より建築、絵画、彫刻、インスタレーション、書籍、映画などの多領域
にわたる自身の作品を「物質試行」としてナンバリング。現在はNo.56である。

作品は建築として「麻布EDGE(1987)」、「国際花と緑の博覧会 ミノルタ・フォリー(1990)」
「成城山耕雲寺(1991)」、「佐木島プロジェクト(1995)」(1997 日本建築学会賞作品賞)、
「熊本県立あしきた青少年の家(1998)」(1998 公共建築賞優秀賞)、
「金刀比羅宮プロジェクト(2004)」(2004 村野藤吾賞、2007 藝術院賞)

映画として「空地・空洞・空隙(1994)」、
「DUBHOUSE(2013)」
(映画監督 七里圭氏と共同、第42回ロッテルダム国際映画祭短編部門正式招待作品)

書籍として「非建築的考察」(1988 筑摩書房)「建築零年」(2002 筑摩書房)、
「RYOJI SUZUKIARCHITECT JULY 2001 – MAY 2004」(2006 アセテート)、
「鈴木了二作品集1973 -2007」(2007 INAX出版)、
「建築映画 マテリアル・サスペンス」(2013 LIXIL出版)、
「寝そべる建築」(2014 みすず書房)など。

●お問い合わせ先
早稲田大学芸術学校(平日14:00-19:30)
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
TEL :************
Mail:************
URL :http://waseda-aaschool.jp/

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02≪会員からのお知らせ≫
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■書籍『菊竹学校』の紹介

3ヶ月間、国立近現代建築資料館で開催された『建築のこころ アーカイブに見る菊竹清訓展』は、
大変盛況で、若い人にも菊竹さんへの関心が高いことが窺えました。没後、書籍『菊竹清訓巡礼』、
展覧会『アーカイブ展』、シンポジウムや幾つかの団体展など、菊竹作品の情報発信が続きました。
今回、紹介するのは、切り口が少し違う旧スタッフが語る菊竹観についてです。
菊竹作品が『菊竹さんとスタッフのどんなやり取りから生れたのか』を明らかする『菊竹学校』という本です。

菊竹さんは理論派建築家の代表的存在です。そんな建築家がどんなやり方で設計をしていたのか、
とても興味の湧く所です。理論的にすんなり設計しているかと思いきや、実は想像も着かないほど
凄まじいやり方です。
30代で代表作の多くを設計した、早成した建築家でした。
この為、1953年の事務所開設早々から、つい最近まで、多くの若き才能が集まりました。
今ではその人たちが建築界の中核で活躍しています。
この人たちが修業時代、菊竹学校でどんな教育を受けていたのか、是非、読んでみてください。
旧スタッフ63人が執筆に参加しています。

●編・著:菊竹学校編集委員会 
●発行:NPO法人建築文化継承機構 
●発売:建築画報社 ************ 
●値段:3240円(税込) 
●購入場所:一般書店・早大生協

早苗42 鈴木啓二

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03≪早稲田建築合同クラス会2015開催のお知らせ≫
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「合同クラス会2015は、学生(建築展・理工展)との同時開催を目指しています。」

ー合同クラス会2015予告ー

 本年は、平成に入って最初に卒業した1989年 (H01) 卒が、幹事年として準備を進めています。
天皇崩御の報を聞きながらの卒業設計、ベルリンの壁崩壊、天安門事件の年に卒業を迎えた代となります。

 バブル崩壊からリーマンショック、2度の大震災を経験した四半世紀を、脆弱性を
視点に振り返り、根底から変わりつつある社会構造に対して、早稲田が開いてきたフロンティアの視点、
あるいは夢を見、夢見てきたユートピアの力について、考える場を持ちたいと考えています。

 今年は開催日程を、建築展(理工展)合わせて調整を行っており、
諸先輩から現役までが一同に介する会の実現に向けて準備を重ねています。

○開催予定日:2015年11月7日 土曜日(予備日程:11月14日)
○場所:理工キャンパス

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04≪早稲田建築関連の展覧会のお知らせ≫
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■「アトリエハル建築展 ひらく建築」
二宮晴夫氏(苗59)が代表を務めるアトリエハルの建築展です。
元象設計集団代表・樋口裕康氏をはじめ、照明デザイナー、ランドスケープアーキテクトの
トークイベントも会期中に予定しています。
詳細はギャラリーのホームページをご覧ください。

○場所:Gallery TEN(新橋)
○日程:4月25日(土)まで。
 月曜日~金曜日/10:00~18:00
 土曜日・祝日/12:00~18:00
 ※日曜日は休廊
○URL:www.gallery-ten.tokyo

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05≪ギャラリー情報≫
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■ 江戸東京たてもの園
「ジブリ立体建造物展」
○期間:2014年7月10日(木)~3月15日(日)まで延長
○江戸東京たてもの園
 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
○入場料:一般1500円 大学生1160円
○HP:http://tatemonoen.jp/special/index.html

■ TOTOギャラリー・間
「TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三がみた丹下健三」
○期間:2015年1月23日(金)~3月28日(土)
○会場:TOTOギャラリー・間  
○開館時間:11:00-18:00
○休館日:日曜・月曜・祝日(ただし2015年3月22日は開館)
○入場料:無料
○HP:http://www.toto.co.jp/gallerma/ex150123/index.htm

■アツコバルー
「東京乱建築」
○期間:2015年2月28日(土)~3月29日(日)
○会場:アツコバルー
    東京都渋谷区松濤1-29-1 クロスロードビル5
○時間:水~土曜 14:00~21:00、日・月曜 11:00~18:00
○入場料:500円(1ドリンク含む)
○HP:http://l-amusee.com/atsukobarouh/schedule/2015/0228.php

■LIXILギャラリー
「クリエイションの未来展」
第3回隈研吾監修「岡博大展-ぎんざ遊映坐 映智をよびつぐ-」
○期間:2015年3月12日(木)~5月23日(土)
○会場:LIXILギャラリー 
    東京都中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
○開館時間:10:00-18:00
○休館日:水曜日、4/29、5/6
○入場料:無料
○HP:http://www1.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_003156.html

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06≪こちら事務局≫
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 理工学部キャンパスは校舎の耐震改修が一段落したのか、今、掲示板パネルケースや空調設
備などの入れ替え作業で慌ただしい。新学期に備えているのであろう。
 理工学部キャンパスといえば中庭の碁盤の目のように仕切られた矩形の植え込みを思い出す
方も多いはずだ。
この中庭の評判はあまり芳しくなかった。最近、矩形が取り払われ少し庭園風?に改修された。
植栽は今後整えていくらしい。キャンパスをしばらく訪れていない方は、一度足を運んでみて欲しい。
                              事務局  大木

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≪お願い≫
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■ 大小問わずイベントの情報お寄せください。
 メルマガは毎月初めに発行しています。直前や中途の掲載のご依頼にはお応えでき
 ませんので、情報はなるべく早く、できましたら一か月前をめどにお送りください。
 掲載に際しましては、広報委員会で検討させていただきます。
 ※掲載条件:当該年度の年会費納入
 E-mail :wapmeruma@crocus.ocn.ne.jp
■ 広告掲載ご希望の方は以下のアドレスまでご連絡ください。
 詳細についてご案内いたします。E-mail :wapmeruma@crocus.ocn.ne.jp
■ 配信が不要な方、またメールアドレスの登録・変更は下記稲門建築会>
 事務局までご連絡ください。
 TEL&FAX:03-3208-0640
 E-mail :wapmeruma@crocus.ocn.ne.jp

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《会費・維持費納入方法》
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■ 4月中旬、10月中旬にお送りする早稲田建築ニュースに同封の払込用紙を
 ご利用になるか、下記の方法でご納入ください。

<年会費 5000円>
1.ゆうちょ銀行
 記号番号 00160-8-17070
 加入者名 稲門建築会
 備考欄 1.2014年度年会費と明記
     2.住所・氏名・卒年

2.みずほ銀行 新宿西口支店
 普通預金:1244807
 口座名義:稲門建築会
 同姓同名の方がおられるので振込んだ後、
 【氏名、会員番号、卒年】【金額】【2014年度会費】
 をメールで事務局にお知らせ下さい。

■維持費は5000円/口です。併せてご協力いただける場合はその旨をお書き添えください。

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【稲門建築会メルマガ】No.136≪2015.03.09≫
総編集長 :稲門建築会会長 菅原道雄 (苗S36)
編集責任者:広報委員長 山本茂義(苗S56)
学生委員(メルマガ担当): 相馬和貴(修1)、古川茉弥(修1)、村優理香(修1)
              井上美奈(修1)、高橋大樹(修1)、伊藤安里(修1)
発 行 :稲門建築会
東京都新宿区大久保3-4-1
早稲田大学理工学術院55号館S棟2階
http://www.toumon.arch.waseda.ac.jp/
toumonji@poppy.ocn.ne.jp
TEL&FAX 03-3208-0640
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