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No.170≪2018.04.19≫

2018.09.27up

【稲門建築会メルマガ】No.170≪2018.04.19≫

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桜も散り、吹く風もあたたかさを感じる季節になりました。
新年度が始まり、新入生も加わったことで、キャンパスは活気に満ちています。
私も入学時の初心を忘れず、充実した1年となるよう努めたいと思います。
広報委員会にも新たなメンバーが加わり、新体制で頑張ってまいります。
今年度もどうぞよろしくお願い致します。

広報学生委員 大木 漱一郎 (輿石研究室 修士2年)

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00≪コンテンツ≫
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01≪稲門建築会春の大会のお知らせ≫
02≪早稲田大学歴史館開館のお知らせ≫
03≪ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス 第18回ワークキャンプ≫
04≪早稲田まちづくりセミナー≫
05≪展示会・講演会・出版情報≫
06≪こちら事務局≫


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01≪稲門建築会春の大会のお知らせ≫
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■6/1(金)総会・サイトウ・アキヒロ氏特別講演・懇親会

来る6/1(金)は稲門建築会春の大会であり、通常総会・特別講演・懇親会を開催いたします。
特別講演の講師はサイトウ・アキヒロ氏(世界的ゲームクリエーター・亜細亜大学都市創造学部教授)です。
「ゲームのノウハウで日本の建築は世界トップに立つ」をテーマに語っていただきます。

通常総会 17:30~
特別講演 18:15~
懇親会  19:30~
(会員3000円、学生500円)

今後もメールマガジン等で情報をお届けしますが、みなさま是非ご予定をご確認ください.


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02≪早稲田大学歴史館開館のお知らせ≫
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早稲田大学ではキャンパスそのものをミュージアムにすることを目標の一つにしており、
その具現化として、既存の坪内博士記念演劇博物館、會津八一記念博物館等に加え、
このたび早稲田キャンパス1号館1階に「早稲田大学歴史館」を開館いたしました。

https://www.waseda.jp/culture/about/facilities/rekishikan/

お近くにお越しの節は、ぜひお立ち寄りください。

早稲田大学文化推進部文化企画課 尾崎健夫(苗S54)


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03≪ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス 第18回ワークキャンプ≫
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ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス 第18回ワークキャンプ
http://www.guruguru-tukuru.com/

《 道をつくる、竹のワークショップ、夜話、建物ツアーの1泊2日 》
開館50周年を迎えた吉阪隆正設計の大学セミナー・ハウス(1965年竣工)に宿泊し、
建築、ディテールを楽しみながら、設計思想にふれメンテナンスを行うワークキャンプです。
建築をつくること、つかい続けること、読み解くことの意味を考えます。
〈ダイニングホールやまゆり〉のまわりの道を再整備しながら、竹を伐り、手摺をつくります。

・日時:2108年5月26日(土)11時集合、27日(日)15時解散
・場所:八王子 大学セミナー・ハウス( 東京都八王子市下柚木1987-1 )

<プログラム>
〇ワークキャンプ
26日(土)
 11時 オリエンテーション、昼食
 13時 道をつくる、竹のワークショップ
 14時 ミニ・レクシャー 「吉阪隆正と大学セミナーハウス」 齊藤祐子(ぐるぐる実行委員)
 15時半 建物ツアー
 17時 夕食(バーベキュー)
- 長期セミナー館に宿泊 -

27日(日)
 9時~15時 道をつくる

○夜話
26日 (土) 20時~
 1.「耕すように建築をつくる 」講師 内田文雄(建築家、龍環境計画 主宰 )
  http://www.arch-ryu.co.jp/
  熊本久連子、災害復興住宅や新潟川西町、栃木などの作品をとおして、
地域をつなぐ建築手法をお話しいただきます。
  そこから、早稲田大学吉阪研究室そして象設計集団での
沖縄や台湾の経験へと世界をひろげていきます。
 2.懇親会

※スケジュール、活動等は当日変更になることがあります

<参加費>
学生/5,500円、社会人/7,000円、宿泊ナシ/2,000円
食費代(別途申し込み)朝食:550円,昼食:720円,夕食:2,260円

<申込み・問合せ>
ぐるぐるつくる大学セミナー・ハウス実行委員 info@guruguru-tukuru.com
atelier SITE サイト一級建築士事務所内 Tel/fax 03-3371-2433


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04≪早稲田まちづくりセミナー≫
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■「ふたつの正義の間で揺れる小さな漁村のくじらと共に生きるまちづくりの行方
~わが国唯一の小型鯨類追込漁を維持する小さな漁村の共生のまちづくりをグローカルな視点で考える~」
開催のお知らせ

日 時:平成30年5月17日(木) 18:30~21:00
場 所:早稲田大学理工学術院 西早稲田キャンパス55号館N棟1階大会議室
 (東京都新宿区大久保3-4-1 東京メトロ副都心線「西早稲田駅」がキャンパスと直結)

趣 旨:
和歌山県太地町は、人口3,000人程の紀伊半島突端の小さなまちである。
古式捕鯨発祥の地とも言われ、
村張り型の定置網漁業と各種近海捕鯨を主とした漁業を主産業としたまちであるが、
イルカを含めた小型鯨類を生きたまま湾に追い込む、
いわゆる追込漁については、以前から国際反捕鯨団体の非難の的になってきた。
それに拍車をかけたのが、第82回米国アカデミー長編ドキュメンタリー賞を獲得した映画「ザ・コーブ」であった。
その後、この静かな漁村は、ローカルな強固な共同体型地域社会の生業と暮らしのたたずまいと、
グローバルな捕鯨擁護と反捕鯨活動とが共存しながら、現在に至っている。
「ザ・コーブ」に描かれた太地の姿に関しては、
その後さまざまなメディアや映像により、反対、賛成の意見が表明されているが、
太地のまちの日常と過疎高齢化克服に向けたまちおこしの取り組みへの姿勢は変わらない。
今回は、小型鯨類の追込漁が正か悪かではなく、“正義の反対は、もうひとつの正義”という理念で、
映画「おくじらさま」を製作された佐々木芽生監督と、
AP通信記者として「ザ・コーブ」後の太地町に入り取材を続け、
今は太地に半定住しながら問題の本質を研究対象として活動されているジェイ・アラバスター氏に参加いただき、
グローカルな視点から、今後の太地のくじらと共生したまちづくりのあり方を議論したいと思います。
もちろん、農山漁村のまちづくりを語ることは、日本の都市計画を考えることであり、
日本の行く末を思うことでもあり、早稲田農山漁村研究の系譜とコラボレートすることで、
何かが見えてくることを期待しつつ、みなさまの御参加をお待ちしています。

プログラム:
①解題(議論の目的・趣旨と太地町をとりまく概要説明) 富田 宏           約20分
②映画「ザ・コーブ」以降のさまざまな意見映像鑑賞   ジェイ・アラバスター     約60分
③パネルディスカッション(太地のまちづくりをグローカルな視点で考える)       約60分
(パネリスト)
 佐々木 芽生(映画監督/代表作:ハーブ&ドロシー、おくじらさま~ふたつの正義の物語など)
 ジェイ・アラバスター(元AP通信記者:太地町に半定住しながら太地の研究を継続)
 早田 宰(早稲田大学社会科学総合学術院教授 早稲田都市計画フォーラム顧問)
(進 行)
 富田 宏((株)漁村計画代表:長年にわたり太地町のまちづくりに関わる)

参加費(当日集めます):
・資料代 1,000円/一般(※学生 無料) 

参加申込み(※当日参加も受け付けます):
申込フォームにてお申し込み下さい。→https://goo.gl/forms/Odc9PSE0oq7S7y913
FAXでの申し込みは、氏名・連絡先・区分(フェロー/一般/学生)を記載の上
03-3208-7288(担当:森田)までお送り下さい。

お問い合わせ:
早稲田都市計画フォーラム事務局(担当:森田)
Email:morita@aoni.waseda.jp
電話:03-5286-3289(内線73-3276)


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05≪展示会・講演会・出版情報≫
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■写真展「街・人・建築/SNAPPING AWAY in PARIS」

パリの人と建築の写真展。

○期間:4月2日(月)~4月27日(金)
○会場:Gallery TEN 東京都港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館8階
○開館時間:平日(10:00~18:00)
○休館日:土曜日・日曜日
○入場料:無料
○URL:http://www.gallery-ten.tokyo
上曽健一郎(苗S60)


■早稲田大学理工総研叢書シリーズNo.31

建築工事における施工シミュレータ
設計BIMと施工BIMとの橋渡し

嘉納 成男 著 (2018年4月5日発売)
B5判 オールカラー211ページ
早稲田大学出版部
本体 3,000円+税

作品概要
近年、建築工事が複雑化し、規模も大きくなるに従い、工事着工前の工事計画の綿密な検討が不可欠となっている。
工事の生産性向上を図るためにも、工事の進捗状況を詳細にシミュレーションで再現し、問題点や改善点を見出す必要がある。
しかし、現在市販されている数多くのシミュレーションソフトは、どれも建築工事用に開発されていないため、実用的ではない。
著者は、10年の日月をかけて施工シミュレーションの開発に心血を注いできた。
本書で提案する「施工シミュレータ」は、その成果である。
これにより、工事計画の問題点の把握やその改善策の立案に役立たせるとともに、
工事計画の内容に対する関係者の情報共有と合意形成のツールになることが期待される。
豊富な図版とともに、シミュレータをやさしく解説。
大規模建築に携わっている、あるいは関心のある施工者、設計者、必読の書

目次など
 はじめに
 主要な論文一覧
CHAPTER01 施工とコンピュータ
CHAPTER02 施工シミュレータの基礎
CHAPTER03 施工モデルによる工事現場の表現方法
CHAPTER04 アルゴリズミック計画
CHAPTER05 施工シミュレータの事例への適用
CHAPTER06 施工シミュレータの課題
おわりに
 資料[主要関数一覧]
 索引

詳細は稲門建築会ホームページをご覧ください。


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06≪こちら事務局≫
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4月も半ばを過ぎると新入生の授業も本格的に始まっている。
キャンパスは入学式直後の喧噪さと華やかさはなくなり、落着きを取り戻している。
でも昼食時の学生食堂は彼らの会話でにぎやかである。
私も学食を利用することが多く、隣にはいつも学生が座っている。
3月に卒業生を送り出し、4月に新入生を迎えるので、
キャンパスの平均年齢は常に20台前半にある。
食卓に座る隣の平均年齢もいつも20台前半である。
このような景色を長く見ていると自分も年を取らないのではないかと錯覚してしまう。
鏡を見て自分が思う姿との落差に嘆息する昨今である。

事務局長 大木紀通(苗S42)


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≪お願い≫
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■ イベントの掲載希望について。

メルマガは毎月初めに発行しています。
原稿はなるべく早めにお送りください。直前の場合、お断りすることもあります。
掲載に際しては、広報委員会で検討させていただきます。

※掲載条件:当該年度の会費納入
E-mail:wapmeruma@crocus.ocn.ne.jp


■ 広告掲載ご希望の方は以下のアドレスまでご連絡ください。

E-mail:wapmeruma@crocus.ocn.ne.jp


■ 配信が不要な方、またメールアドレスの登録・変更は下記稲門建築会
事務局までご連絡ください。

TEL&FAX:03-3208-0640
E-mail:wapmeruma@crocus.ocn.ne.jp