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No.218≪2022.07.28≫

2022.09.20up

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【7月号テキスト】
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蝉の声が夏の暑さをより一層引きたてる頃となりました。

夏休みになると、学部4年の際に行った卒業論文の調査を思い出します。調査で得たものはとても大きく、今後の人生に生きてくるだろうと既に確信しています。
早稲田建築では、卒業論文と卒業計画の両方が課されますが、素晴らしい経験をさせていただいたと思っています。大変ですが、今後も続けてほしいです。

また、理工キャンパスを一部建て替えするとのことですが、早稲田建築の協力関係をうまく活用していいキャンパスになることを期待しております。

広報学生委員 森田彩香(後藤研究室 修士1年)

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00 コンテンツ
01 中川武編『世界建築史ノート』新刊出版
02 建築専門の古書を扱うオンライン書店「古書山翡翠(やませみ)」紹介
03 7/24(日)内藤廣氏 講演会&見学会/九州支部主催 開催の報告
04 こちら事務局
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01 中川武編『世界建築史ノート』新刊出版

中川武先生編集の新刊であり研究室の集大成ともいえる一冊。人類5000年の建築入門。

【内容紹介】
「全体重をかけて見る」建築案内。
早稲田大学建築史研究室出身の世界13の地域の建築研究者が、自らのフィールドから偏愛する都市・建築を精選し、歴史的価値や建築的特徴を熱く語る。人類5000年の建築入門。13地域・時代の地図と概説、143件の建築をフルカラーで紹介する。

*以下、本書収録の「全体重をかけて建築を見る――結びにかえて」より抜粋
「全体重」とはもちろん比喩的な言葉遣いです。私たちは「いま・ここ」にいて、建築という長い時間を生きながらえて、広がりをもったものの一部が残っていて、それに対面しています。建築のもつ時間の長さや広がりにどうしたら太刀打ちできるかといったときに、瞬間的な存在である「私」に集中するということです。(中川武)

外国の建築であっても、何も知らなくても感じるものがあるはずです。私たちからすると、不思議で、よくわからない建築だとしても、この建築はここの人たちにとって何なのだろう、いま生きている日本人である私にとって何だろう、と問いかけることによって、もしかしたら近づいていけるかもしれません。それは、建築史の研究者として必要なだけではなく、一般論としても、人間にとって建築の文化とは何かを考えていくときに大切な問いかけです。(中川武)

発行:東京大学出版会 
     購入方法を含む図書紹介 
    価格:本体3800円 税込4180円  (A5 248頁)

東京大学出版会が 「全体重をかけて建築を見る――結びにかえて」を公開
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02 建築専門の古書を扱うオンライン書店「古書山翡翠(やませみ)」紹介

建築専門の古書を扱うオンライン書店「古書山翡翠(やませみ)」をご紹介します。
店主は稲門建築会会員の太田成棋さん(芽1998)です。

古書山翡翠は神保町の三省堂書店本店の古書コーナーで実店舗を展開していましたが、三省堂本店の建替えに伴い5/8で閉店。
この度、7/14から「GA gallery Bookshop」で実店舗を再スタートしました。

誰かの手を離れた本が、山翡翠を通じて別の誰かの目にとまり新たな価値を持つ。
この出会いのサイクルは素晴らしく、専門の知識を持つ太田さんのような方にしかできません。
日本に存在している建築専門古書は建築文化そのもので、貴重な文化遺産です。
同時に、新しい価値や新たな発見、発想を生み出す可能性を持っています。
デジタル情報に頼り、本を読む習慣が無くなりつつありますが、山翡翠を見ているとまだまだ紙の書物に力があることを感じます。

建築文化、新建築、SD、a+u、都市住宅は毎月発売と同時に内容をチェックし、毎月揃えていくことに喜びを感じる意匠系学生も多かったと思います。
そういう人たちの多くは専門雑誌と建築専門書がたくさん自宅にあると思います。
そろそろ終活?を考えてその扱いに悩む60代以上の会員もいると勝手に想像しています。

古書の価値をきちんと評価してくれて、その命をちゃんとつないでくれる「古書山翡翠」を、南洋堂と並ぶもう一つの建築専門古書店としてご紹介します。
若い人たちが古書から学ぶことは多いはずで、学ぶきっかけにもなるのではないかと思い
ます。

齋藤 聰(苗1976)

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03 7/24(日)内藤廣氏 講演会&見学会/九州支部主催 開催の報告

7月24日(日)宮崎県日向市にて内藤廣先生設計の日向市駅・日向市庁舎見学会と「内藤
廣氏講演会」を市庁舎市民ロビーにて開催しました。講演会には、十屋幸平 日向市長、亀
井忠夫 稲門建築会会長、中川武明治村館長(早稲田大学名誉教授)の他全国から稲門建築
会員と一般市民の方も含め約70名程度の方に参加いただきました。講演会後半には内藤先
生と亀井会長とのトークセッションが行われ、会長の「これからの稲門建築(の設計)に
期待すること」という問いに対して「人間中心でやってほしい」という先生の回答が印象
的でした。 

九州支部 清水里司 (苗1987)

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04 こちら事務局

キャンパスは前期試験が終わりに近づき静かになりつつあります。記事にも
ありましたが、7/23,24で九州支部主催の宮崎県日向市での内藤廣氏講演会に参
加しました。宮崎空港から日向市駅まで鈍行で90分、途中高校生が乗って来た
ので、話をして大学はどのあたりに行くのと聞くと、宮大と答えました。支部
長会議で九州支部長の岩本さんが、現在、早稲田のような東京の大学に行く人
は極端に減って(授業料と下宿代)、支部でもなんとかしたいと地元企業と協
力して奨学金を考えていると言ってました。早稲田にはいろんなところから来
てほしいと思います。